【NMN最新情報】ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)がヒト血管細胞の炎症反応を効果的に抑制
〜新型コロナによるサイトカインストームなどウイルス感染症・後遺症の治療・予防へ向けた展開〜
新型コロナ、インフルエンザなどのウイルス感染による健康被害の治療・予防にも、NMNが有効である可能性が明らかになったという論文が、2023年7月21日(日本時間)に、英国際科学誌『Scientific Reports』誌にて全世界に向けて一斉公開されました。
NMNは、ビタミンB3などを材料として体内で自然に生成される成分であり、体の中の細胞が活動するために欠かせない物質です。
また、加齢に伴い体内でのNMN生産量が減少していくことが、様々な加齢性疾患(生活習慣病、がん、認知症など)を増悪させる一因であるとも考えられています。近年、抗老化、神経変性疾患の治療、心臓の保護など、NMNの優れた性質を、機能性食品素材、ヘルスケア製品、医薬品、医薬品中間体などへ応用する動きが加速しています。
本研究は、『NMNの新たな可能性を見いだすこと』を目標に計画した研究のひとつであり、ミライラボバイオサイエンス株式会社、特定非営利活動法人 システム・バイオロジー研究機構、SBXバイオサイエンス社が共同で行ったものですです。詳細につきましては下記リンクよりご確認ください。
■掲載論文はこちら
“Nicotinamide mononucleotide (NMN) alleviates the poly(I:C)-induced inflammatory response in human primary cell cultures”
https://www.nature.com/articles/s41598-023-38762-x
■本研究に関するプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000103030.html